レンズのお手入れについて
カラーレンズには涙に含ませるたんぱく質や脂質などが付着することがあります。この汚れを放置しておくと細菌やカビなどの繁殖をまねき、眼の疾患の原因となることがあります。カラーレンズを安全に快適に使用するためには、毎日の洗浄、すすぎ、消毒を正しく行なってください。
レンズを安全にお使いいただくために
カラーレンズをつけたまま眠ることはできません。眠っている間は涙がほとんど分泌されず、角膜は酸素不足の状態です。よってカラーレンズをつけたまま眠ることはできません。
眠る前や仮眠を時には必ずカラーレンズをはずしてください。もし、万一、レンズをつけたまま眠ってしまったときには、人口涙液か生理食塩水を点眼し、まばたきをよく繰り返し、レンズが水分で潤い、眼の中で動くことを確認してからはずしてください。
装用時間は1日8時間以内です。装用時間を守ってください。装用時間が長すぎたり、急に装用時間をのばすと、眼に大きな負担がかかり、障害を引き起こすことがあります。決められた時間内で、装用スケジュールを守って使いましょう。
まばたきが少ないと、カラーレンズの表面が乾燥し、白くぼけることがあります。つねに、まばたきをすること忘れないでください。
充血が多い、霧・煙のなかにいるようで、くもって見える、電球を見るとにじんで見えるコレは装用時間が長すぎるか、眼に異常があるサインです。すぐに装用を中止してください。
眼が痛い、充血が強い、目やにが多い、などのことで、少しでも眼に異常を感じたら、すぐにカラーレンズの装用を中止して眼科医の診察を受けください。
カラーレンズ装用中は目薬は使用できません。もし、レンズ装用中に使用するならソフトコンタクトレンズ専用のものをお使いください。
カラーレンズには井戸水・湯沸かし器の水・着色水・鉱泉・ハードコンタクトレンズ専用液は使用できません。
カラーレンズの洗浄・消毒は必ず行ってください。レンズについた汚れはそのままにしておくと、蓄積・固着し、カビや細菌が繁殖しやすくなり使用できなくなるばかりか、眼の障害を引きおこすこともありますので、しっかり手入れしましょう。
カラーレンズは絶対に乾燥させないでください。カラーレンズは水分を含んで正しい形状や素材の安全性が保てます。乾燥させるとレンズが変形したり、キズがついて使えなくなったりします。もし、乾燥させてしまった場合当社推奨の保存液に十分浸し、含水させてから取り扱ってください。
カラーレンズを安全にお使いいただくため、定期的に眼科で検診を受けられることをおすすめいたします。