レンズケアとは何ですか?
1日使い捨て(1回限り)のコンタクトレンズ以外は、レンズをはずして次に装用するまでの間にケアが必要です。洗浄・すすぎ・消毒・保存があります。それらをまとめてレンズケアといいます。
レンズケアはどうして毎日必要なの?
特にソフトコンタクトレンズは素材に水分を含んでいる為に、目に装用すると汚れが付着しやすく、そのまま装用し続けると雑菌が繁殖して感染症を引き起こすことも。あります。目の障害を防ぐ為にも、毎日きちんとレンズケアを行い、レンズを清潔に保つことが大切です。
レンズ表面につく汚れは何ですか?
主に、目の分泌物に含まれるタンパク質、脂肪、糖類、塩類などや、空気中のホコリや煙、花粉。化粧品、手の汚れなどが自然に付着します。また雑菌やカビなどが浸入することもあります。擦りあらいをし、タンパク除去剤を使用することで、レンズ表面の汚れの固着を防ぐ事ができます。
タンパク除去とは何ですか?
コンタクトレンズの汚れの中で最もやっかいなのがタンパク質の汚れ。
■日数がたつにつれて装用感が悪くなってきた。
■午後になると目が乾いて、目薬の回数が増える。
■夕方になると、レンズがくもって視界がぼやける。
■夜、レンズが目にくっついてなかなかとれない。
このような不具合は、ほとんどの場合きちんとタンパク除去を行うことによって快適さを取り戻すことができるのです。
レンズを汚れたまま装用するとどうなりますか?
レンズが曇ったり、目がゴロゴロしたりすることがあります。また、目にさまざまな病気を引き起こす要因になります。汚れがレンズに付着したままにすると汚れが固着し、そのレンズを使用するととで角膜の表面が傷ついたり、アレルギー性結膜炎を起こしたりする可能性があります。目の健康のために、レンズケアは毎日正しく行いレンズを清潔に保つことが大切です。
レンズケアは水道水で行ってもいいですか?
ソフトコンタクトレンズのケアに水道水や精製水(真水)は使用できません。水に含まれている成分がレンズに影響を及ぼす可能性があります。また、真水はレンズと浸透圧が違う為に、レンズが変形し破損の原因になりますので、レンズに適した保存液を必ず使用してください。
レンズ用品は、何を使っても同じですか?
同じではありません。レンズと自分に合ったケア用品を使用して下さい。迷った場合は、お気軽にご相談ください。
レンズケースも洗ったほうがいいですか?
はい。コンタクトレンズ装用後、流水で毎日レンズケースも洗いましょう。雑菌の繁殖を防ぐためにも、必ず自然乾燥させてください。
レンズケースは定期的に交換したほうがいいですか?
はい。レンズケースを交換せずに定期的に使い続けると、ケース内で雑菌を含む微生物の膜(バイオフィルム)が形成され、それを感染源として感染症を引き起こす可能性があります。当店では両眼2枚購入して頂くと、レンズケースをプレゼントさせていただいているのでそちらをお使いください。(一部商品を除く)